No.0 13/04/28(日) 17:01:03

エビフライ伝説〜タルタルソース編

ぽたぢ (F01E/1f501)
その昔、あるところに
孫悟空というしっぽの生えた少年がおった。

孫悟空は幼い頃に唯一の身内であるお爺ちゃんを亡くしたが、誰にも頼らずに一人でたくましい生活を続けていた。

やがて孫悟空は、武天老師という拳法の達人と出会い、その人のもとで修行を積むことにより、潜在していた力を急激に開花させた。


そしてクリリンという名の同じ釜の修行人と共に、天下一武道会という世界一の達人を決める大会に出場した。

そこに現れたのが、バビディによってこの世に生を受けた魔神ブウという最悪の化け物だった。


魔神ブウは不思議な力で何でもお菓子にしてしまう能力を持つ。

もちろんただそれだけでなく、圧倒的に強いのだ。

修行によりパワーアップした孫悟空はおろか、武天老師さえも一瞬でこの世から消し去れるほどの化け物だ。


そして魔神ブウは―

大勢の人をお菓子にして食べてしまった。

天下一武道会を見に来た客も、出場選手も、それ以外の地域にいる人間や動物を、みんなお菓子にして食べてしまった。

武天老師はクッキーにされ、悟空は飴玉にして食べられ、クリリンはポテトチップスにされていた。


そして魔神ブウは、最後の仕上げに地球を大きな飴玉に変えて、ひとくちで食べてしまった。


終わり
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