それは春もうららかな桜の木が舞い落ちる雪景色の夜更けも終わりごろの夏の日の朝のどしゃ降りの雨の中の霧中の闇夜の雲ひとつない嵐の真っ昼間の秋晴れの日の夜中の出来事じゃった…。

今思い出しても真しやかにに恐ろしい世にも奇妙に真に摩訶不思議な事件であった……。

事件のあったある日の朝午前４時半過ぎごろ…わしは腹が減ったのでまず体を起こし片膝ついてその反動で右手をうまく使い辺りを警戒しながら起き上がり、布団から抜け出したんじゃ。

そして右手を使い障子を開け、両足を交互に動かしながら台所に向かった。

冷蔵庫を右手で開けてみると、まぁ様々な食材が用意してあったので、手当たり次第に食い散らかしていったのじゃ。

まずは挨拶代わりにチャーハンを食ったのじゃ。冷凍されたやつでな、左手に持ったフライパンを熱し、右手で油をひき右手で木しゃもじで炒めるだけでれんげで食せるようになる代物じゃ。

チャーハン、食ったらラーメンが食いたくなってな。手当たり次第、ラーメンを食べていったのじゃ。みそらーめん、塩らーめん、醤油ラーメン、とんこつらーめん、とんこつ醤油らーめん、チャーシュー麺、白ネギらーめん、黒豚ラーメン、ワカメらーめん、カレーラーメンに担々麺、最後にちゃんぽんと皿うどんを食って終わりにしたんじゃ。


腹はぼちぼちふくれ始めたんじゃが…らーめん食べたら今度は水を一気に飲みたくなってな。水道水を３０�g、六甲のおいしい水を５８�g、アルプスの天然水を６２�gほど飲んだところで、また腹が減り始めたんじゃ。


まぁ物語にはあまり関係のない話なのであまり長く書いてもあれなので、何を食べたかだけを整理して、教えとこう。

餃子、明太子、お好み焼き、たこ焼き、うどん、そば、天ぷら、寿司、カレー、おにぎり、カツ丼、焼きそば、焼き肉、スパゲッティ、かっぱ巻き、かぼちゃ、れんこん、以上じゃ。

以上の物を食べ終わると、 時刻は朝の午前１０時を回っておったのじゃ。これはいかんいかんと思い、毎日の日課のトレーニングをサボッてはいかんと思い、毎日の日課のトレーニングをしようと思ったのじゃ。

つづく