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小説を書いてみよう
No.0 07/01/25(木) 13:23:29
深緑の中で
一会
ジャンル:不明
第一作目
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No.1 07/01/26(金) 00:48:36
第一回
★
………。
………………。
・・・!?
緑?
あたり一面の緑色が目に飛び込んできた。
生い茂る木々
その木々を染める蔦
地面を覆う苔
音一つ無い
まるで緑一色しか無いとも思えるほど
圧巻される風景
僕は只、たたずむしかなかった。
しばらくたって
この異様な自体を少しずつ理解し始める。
此処は何処だ!?
何故?こんな所に居る?
どうやって来た?
???
記憶がない!
記憶にない?
思いだせる最新の記憶は?
_
僕は必タヒに自我を取り戻すため
記憶を絞りだす
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No.2 07/01/26(金) 18:17:17
り
ぱくり?
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No.3 07/01/26(金) 20:07:16
一会
★
なにがでしょう?
(^^ゞ
基本的には小説は読まない方なので
よくわかりません
素人との妄想のグダグダです
(゚_゚)(。_。)ペコ
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No.4 07/01/27(土) 08:11:15
第二回
★
僕は………‥
……
‥そうだ!
飲みに出たんだ!!
何時もの飲み屋
明日が給料日
支払いが足りなくてマスターが明日でいいよって…
支払いついでに飲みに出たんだ!
今は何日だ?
ポケットを探ると何時もの所に携帯が入っていた。
200*/*/** **:**:**
間違いない!
その日から、24時間もたってはいない
もっとよく思いだすんだ!僕は記憶をさらに手繰る事に集中する。
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No.5 07/01/27(土) 15:50:53
みぃ
読ませて頂きます
`∧∞∧
(* 'ω')
( )
∪∪
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No.6 07/01/27(土) 19:45:09
一会
★
ヨロシクです
(人*'ω')
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No.7 07/01/27(土) 19:45:39
第三回
★
何時もの場所
何時もの時間
何時もの酒
思い出せるものは
すべて、日常と変わりなかった
ただ、店を出て家路の途中から今までの一切の記憶が失われている
その時間、およそ6時間
かなり酔っていたのは確かだが
しかし、ありえない!?
見たこともない場所(家から飲み屋の間にこんな場所は見たことがない)
でいきなり目醒めるなんて
しかも、寝ていたわけじゃない
地に足をつけた状態で
……
考えれば考えるほど
理解のできない状況
今まで味わった事のない感覚が身体を襲う
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No.8 07/01/28(日) 14:22:24
一会
★
シンプルな答えだ。
そこに行き着く迄にどれくらいの時間を費やしただろう。
今現在の状況を受け入れ、それを打破する道を探す事
取り敢えず、この状況を変えるため
日常に戻るために
この森を出なければならない!
一定の方向に歩く
そうすれば必ず此処から抜け出せるはずだ
この世に無限に広がるモノなどないのだから
どちらに向うか?
今は果てしない闇
僕は光がさす方向へ行くことにした
朝方、光がさす方向
それくらいの事は誰でもわかる
行くべき方向の名がわかるだけで安心できた
否、光に向かって行くことで不安を打ち消そうとしただけかもしれない
だが、今はそれが救いになりえたのだ
歩く、進む、
すぐだ!
見慣れた何処かにでるはずだ
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No.9 07/01/28(日) 14:53:27
凛
読まさせていただきます☆
続きが気になります♪
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No.10 07/01/28(日) 15:49:49
一会
★
ヨロシクです
(人*'ω')
足跡&意見&雑談スレも
ヨロシクね♪
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No.11 07/01/28(日) 17:55:57
w
ゆう
何だか凄いですね。
もっとたくさん書いてください。読みたいです。
詩とかも書きますか?
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No.12 07/01/29(月) 01:13:20
一会
★
ゆうサン
ヨロシクです♪
詩ですか?
小説を書くのもはじめてなんで
なんとも言えません(笑)
話の続きはよければ
足跡・雑談・意見スレ
でお願いしますデス(^^ゞ
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No.13 07/01/29(月) 20:45:34
第五回
★
木々は青々しくおおいしげり、
何処までも続いていた
こんな自然溢れる中を歩くのは初めてだった
しかし、それを楽しむ余裕は僕にはない、
今の僕の中は不安でいっぱいだ……
どうやら、此処は山ではないらしい
多少の段差等はあるものの平坦な道程だ、
『おーーい!』
………
『誰か居ないかー!』
………
声は闇に吸い込まれるかの如く
なんの音も返っては来なかった。
不安は膨らみ
只、広がるばかりに……
足が痛い
大声をだしたからか
喉は渇く
現状は悪化するばかりだ
日頃の日常が嫌で
休みに欝憤をはらしに飲みに出た
只、それだけだったのに
何故?
どうして?
夢ならば早く!
現実に帰りたい
嫌だったはずの
日常が恋しい
早く!
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No.14 07/01/29(月) 23:29:13
第六回
★
何時間歩いたのだろうか
時間の感覚も距離の感覚も一切麻痺してしまうほどに
同じ風景ばかり
時計を確認しようと携帯をだそうとした……
……!!!
僕はかなりの大マヌケだ!歓喜が身体中を走る
携帯は時計じゃない!
あまりにも非現実的な現状に飲み込まれていたのかもしれない
いや、そんな事はどうでもいい
電波は!?
歓喜に続き不安が走る
こんな場所で入るのか?
その前に此処は日本なのか?
見るのが恐い
歓喜と恐怖で時の流れが止まってしまったかの様な感覚
見るしかない!
……
……
……カチャッ
まともに入っている!
その瞬間、僕の手が意識より早く動く
焦りを押さえ切れず、震える手で番号を
1・1・0・発信
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No.15 07/01/31(水) 01:03:46
第七回
★
プップップッ
数字が流れていく
……
……
何時まで待っても呼び出しをしない
無音が続くばかり
何回試しても
他の番号を試しても
フリーズしてしまう。
希望が崩れ落ちた後の絶望はすべてを
破壊する
藻掻けば藻掻く程に
なにかの陰謀か
はてまた異世界に飲み込まれたか
非現実な現実
携帯を何度も確認する
!?
動いてない?
携帯が示す時計が最初に確認した時から
まったく時間がたっていなかった
異世界
否、そんな非現実的な考えは捨てよう
携帯が壊れているんだろう
きっとそうだ
時間が止まった異世界に放り込まれた
なんて考えよりも現実的だ
非現実的な現実であって
非現実を認めてしまったら
僕は僕ではなくなる
自分を保たなければ
諦めずに、進まなければ
希望はある!
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No.16 07/02/01(木) 00:47:50
第八回
★
なにか
使えるモノは…
とりあえず
持ち物を確認する
携帯
家の鍵
キーホルダーに
万能ナイフが付いている
これは役に立つかもしれない
そして
財布
財布にはある程度の金
〜今となっては金は役に立ちそうにないが〜
と会員証や免許証
が入っている
なんとなくほっとした
今までの自分を証明する
そんなモノが出てきたからである
ほっとしたら気が抜けたのか
眠気と目眩が
……
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No.17 07/02/02(金) 20:30:56
第九回
★
……
暗闇……
夜になったのか?
僕は横になっている……
寝呆けた状態なのか
意識がはっきりしない
眠気と目眩でそのまま倒れて寝てしまったのか?
……?
肌にあたる感覚、
地面ではない?
絨毯?
やはり今までのは夢だったのか…
……………
意識が………
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No.18 07/02/04(日) 01:36:56
第十回
★
目覚め
唐突に現実に引き戻される感覚
信じたくはないが
やはり、こちらが現実なんだ
目の前に広がるのは
緑色の世界
時間もわからない
方向もわからない
空腹に足も痛い
事態は悪化するばかり
どちらでもいい……
進むしかない
アキラメテハイケナイ
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No.19 07/02/05(月) 22:08:18
第十一回
★
どれくらい彷徨っただろうか……
此処にどれくらい居るのだろうか……
此処で目醒めてからなにも口にしていない
空腹
疲労
意識とは別に
その場に倒れこんだ
『ああああぁぁぁっ…』
僕は叫んでいた
折れそうな心を誤魔化す為か
絶望からか
自分でもわからなかった
ぁぁぁぁ………
声は少しこだまして
また静寂が包み込む
今まで気付かなかった
いや、気付こうとしなかったのか
この森は異様だ
静寂…
これだけ広大な森なのに
生物の気配を感じない
いや、風すら感じないのだ
木々が騒めく音
鳥がはばたく音
何一つ無い
虫すら観ていない
不気味にただ広がる森
また意識を失う……
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No.20 07/02/07(水) 02:40:01
第十二回
★
三度目の目醒め
現実はただ、残酷に広がるばかりに
深緑を讃えていた
しかし、
僕は諦めるわけにはいかない。
諦めてしまえば
そこで終わりだから
絶望と希望の狭間で
僕は歩き続ける
………
………
体力は限界に近づいていた
座り込み
うつむき
息を落ち着かせる
………
顔を上げた
その瞬間!
それは突然現われた
深緑に染まる
この世界に
ただ一点
赤!
赤い服の女
その存在は
あまりにも鮮烈で
すべてを一新するかの様にそこにたたずんでいた
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