｢地の果てまで｣

作詞/ヨシイコマン


さぁ 出番だ 我らの海へ
行こう さぁ ほら 早く
桜が舞い散る頃 僕らは
西へ東へ 北へ南へ

梅の花が 輝く世界が
あの日から僕らは いつも
どうしてあの場所は いつも
そして繰り返された

薄っぺらな紙の上に
自転車で通った あの道
走り出すバス追いかけよう


いつだって 夢みていた
今日は寒いから 寒いから
聞こえないように 不思議に
早目に 指先を折り曲げて


南の星を目指した僕らは
グランドマザーを目指し
太古の宇宙の果てに 流れ
光はもう 今度は違う服で…



調べ尽くされた 瓦礫の下に
街はいつもと変わらぬ
君は愛している 俺を あいつを

ペットボトル 投げ捨て
飲み干した １９９６

もう何もないんだね
さようなら 夏の日の君