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ルパソの書
No.0 13/04/28(日) 16:28:46
太陽のサンセット物語
ヤカン大好き吉岡さん
春の穏やかな陽気に包まれた、平凡な日曜日のことだった。
珍古万太郎(36)はいつものように、会社へ向かうため愛車のハイゼットに乗り込んだ。
万太郎の入社祝いに、両親が買ってくれた物だ。
定員は2人だが後ろには広大なスペースがあり、箪笥でも冷蔵庫でも何でも積める。
少し入りづらいギアをサードからトップに切り替え、鼻唄を歌いながら愛車を走らせた。
万太郎の勤める会社は大手の大企業に比べると見劣りし、規模は小さく社員も少ない。
それでもこの不景気の中、リストラされず雇ってもらえていることに、万太郎は幸せを感じていた。
給料は手取りで6万円、ボーナス無し休み無し残業手当も何もかも無しの過酷なワークだが、万太郎はひとつも不満を漏らすことなく誠実に職務をこなした。
そんな万太郎に、思いもかけぬ転機が訪れた。
~続く
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